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南海の劫火　kinoレーベル　ブルーレイ　日本語字幕なし

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『南海の劫火　kinoレーベル　ブルーレイ　日本語字幕なし』はセカイモンで08c60bb7から出品され、532の入札を集めて01月16日 16時 52分に、3120円で落札されました。即決価格は3120円でした。決済方法はに対応。高知県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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「Bird of paradice」
1932年に収録されたトーキー映画なのでセリフは聞き取りづらいですがブルーレイ化によって聞き取りやすくなっています。

南の島を巡っていた豪華なヨットが、名も知らぬ小さな島に上陸する。
やがて乗組員のひとりと島の娘が恋に落ち、２人は孤島に渡って生活を始めるのだが・・・・。
火山が爆発したことで、古いしきたりに従って翻弄されたり、ナイーブな愛の交歓シーンなど、
おとぎ話のような雰囲気が全体に溢れているエキゾチックな海洋メロドラマ。

※ハリウッドが自主検閲を導入する前なので、リオが全裸で海中を泳ぐという、夢のように美しいシーンまでもあるサービスぶりで、南の女(ヴィダー監督の目を通した)の性に対して自由で奔放な姿を描いてみせている。相手役のジョエル・マクリーの青年像が、感じはいいものの、印象にはほとんど残らないだけに、彼女の生命力溢れる素晴らしさがより際立っている。

当時、絶大な人気を博していた、メキシコ系のドロレス・デル・リオに原住民の娘を演じさせるという、ハリウッドらしいデタラメさに驚きつつも、ヴィダー監督は実に可愛らしく彼女を撮っている。特に素晴らしいのはキス・シーンだ。ジョエル・マクリー演じる白人青年に無理矢理押し倒されてキスされそうになると、力いっぱい抵抗するのだが、いったんキスされてしまうと、あっさりその歓楽の味に陥落し、何度も指で自分の唇を示す仕草をしてキスを催促する無邪気な可愛らしさ。この無邪気なキス・シーンは、ボリス・バルネット監督の『帽子箱を持った少女』(『ボリス・バルネット傑作選DVD-BOX 』収録)で、アンナ・ステンが見せたそれと双璧だろう。その場面などは、セルズニックの要望通りの「素晴らしいラブ・シーン3つ」のうちの1つであることは確かだ。

原題：Bird of Paradise
RKOラジオ映画-1932-/日本公開1933年

【出演】
ドロレス・デル・リオ
ジョエル・マクリー
ジョン・ハリディ
クレイトン・チャニー

【スタッフ】
監督：キング・ヴィダー
脚本：ウェルズ・ルート、他
撮影：ルシアン・アンドリオ、他
音楽：マックス・スタイナー