オークション落札商品中古

希少限定本）『宮脇愛子』、東京画廊、1973?

この商品の詳細を見る

『希少限定本）『宮脇愛子』、東京画廊、1973?』はセカイモンで08c60bb7から出品され、12の入札を集めて01月14日 16時 52分に、3900円で落札されました。即決価格は3900円でした。決済方法はに対応。大阪府からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

この商品をお気に入りに登録
同じ商品を出品する

東京画廊が、おそらくは1973年に限定出版した（奥付けにもどこにも出版年の表記がないですが、巻末の年表が1973年で終わっています）宮脇愛子の大変貴重な作品集です。全部で何部刷られたのか不明ですが、奥付けに、本品が No. 491 であることが見て取れます（おそらく500部か、多くとも1000部だったのではないでしょうか）。

宮脇の初期作品から70年代の金属、ガラスの作品群までが網羅されていますが、注目すべきは、この限定本の装丁を杉浦康平が手掛けていることです。鏡面のような銀をふんだんに使っているのは、まさ杉浦的ですが、宮脇の仕事と呼応する部分でもあります（表紙写真に撮影中の手が写り込んでいるのはそのせいです。すみません）。写真も、原栄三郎、石元康博、三木淳、大辻清司など、錚々たる写真家によるもので、文章は、短いものが散りばめてありますが、マン・レイ、瀧口修造、宮川淳など、これまた素晴らしい書き手達の詩的な文章が並びます。

大変凝った装丁で、もはやアーティストブックと呼んでもいいような出来合えの貴重本ですが、表紙と裏表紙と背にはそれなりにダメージが蓄積していて、スレ跡が多くあります。中は、多少ヤケの見えるページもありますが、目立つ傷や汚れや書き込みはなく、いい状態です。

もうほとんど入手困難な一冊で、ネット上でも「売り切れ」ばかりが目立つ一品。上記のコンディションを考慮して価格は抑えました。写真をご確認の上、ご検討ください。

#宮脇愛子

商品の情報