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シノーポリ&ドレスデン国立管／ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》

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『シノーポリ&ドレスデン国立管／ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》』はセカイモンで9eb56c35から出品され、559の入札を集めて01月13日 16時 52分に、1716円で落札されました。即決価格は1716円でした。決済方法はに対応。福井県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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ベートーヴェン
交響曲第9番ニ短調作品125《合唱》

指揮：ジュゼッペ・シノーポリ
シュターツカペレ・ドレスデン
(ドレスデン国立管弦楽団)
ソルヴェイグ・クリンゲルボーン（ソプラノ）
フェリシティ・パルマー（メゾ・ソプラノ）
トマス・モーザー（テノール）
アラン・タイタス（バス）
録音：1996年3月ライヴ

シノーポリ唯一のベートーヴェンの交響曲録音となった第九。最古の伝統を誇るシュターツカペレ・ドレスデンの美しい響き、シノーポリらしい緻密に各声部のテクスチュアを浮き彫りにする構築力、ライヴならではの緊張感と熱気を孕んだ推進力が、感動的な演奏を実現しています。

シノーポリは、2001年に54歳で没、長生きしていればベートーヴェンの交響曲全集が聴けたかも知れません。ひとつひとつの音をしっかり際立たせるシノーポリの演奏は《合唱》にも新しい光を与えています。第1楽章・第2楽章は根源的な迫力が十分、第3楽章は陶酔的な美しさを追求、第4楽章は抑揚豊かに最高の盛り上がりを構築した"熱い"演奏です。

公演中の指揮台で倒れ、そのまま急逝したイタリアの名指揮者、ジュゼッペ・シノーポリの貴重なベートーヴェンです。ピアニッシモからフォルテッシモまで，一つ一つの音をしっかりと際立たせるノーポリの解釈とその要求に対して見事に応えるオーケストラの演奏力のすごさに聞き惚れてしまいます。邪魔な響きや演奏者間のばらつきが皆無に等しいオーケストラの演奏を聴くと、ベートーベンの第9の旋律に新たな発見を見出すことが出来ます。全体的には、抑揚が豊かでダイナミックでありながら、いい加減さがなくシャープでキレのある極めてコントラストや解像度の高い演奏です。ライブ録音ですが、演奏者（指揮者？）の息づかい（呼吸）、ついでに客席の咳払い、楽譜をめくる音までがしっかりと記録されており、まるでホールの最前列に座っているかのような臨場感を感じます。このような素晴らしい録音がシノーポリの精緻な解釈を引き立てているのかもしれません。このCDは私にとって今は亡きシノーポリによるドレスデン国立歌劇場管弦楽団の演奏を鮮やかに思い出させてくれる貴重な一枚です。

輸入盤【廃盤】盤面傷無し 21

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