オークション落札商品中古

桐タンス　アンティーク　2段分離式

この商品の詳細を見る

『桐タンス　アンティーク　2段分離式』はセカイモンで8b00b9c7から出品され、459の入札を集めて01月06日 16時 52分に、11333円で落札されました。即決価格は11333円でした。決済方法はに対応。青森県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

この商品をお気に入りに登録
同じ商品を出品する

●縦　　　101cm（2段重ね時）●横　 93 cm●奥行 41 cm今、市場でアンティークとしても価値の高い桐のタンスです。昭和初期のものらしいので、所々に傷や金具の錆等があります。2段仕様で上下を分離して別々に置く事も出来ます。※桐たんすの歴史※桐たんすが日本の一般家庭で使われ始めたのは、江戸時代から明治初期にかけての頃だといわれています。それまで、木製の長持（ながもち）や櫃（ひつ）で収納をしておりましたが、人々の暮らしにゆとりが出来るにつれ、衣類等の持ち物が増えていきました。やがて、大きく、小分けが出来る入れ物が必要となってます。当時の日本には、家具という概念が無かった様ですが、西洋文化の流入によって家具が使用されるようになったと言われております。たんすは西洋文化が発祥と言われてはおりますが、日本の生活様式に合わせ改良され、誕生したものが桐たんすだと言われております。素材は、女性でも移動して持ち運べる様に、軽さと丈夫さを併せ持つ桐が用いられました。実際に、棹を通して持ち運べるように、棒通しという金具が横側についております。この為、女の子が生まれるると桐を植え、結婚する際にその桐でたんすり嫁入り道具するという風習があった様です。桐で作られたのにはもう一つ理由があり、当日、江戸の町が発展していくにつれて、多くの人々が行き交い、木造の建物がひしめき合う様になりました。この為、一度火が出るとあっと言うまに燃え広がってしまいます。江戸は頻繁に大火に見舞われており、広大な市外地をなんども焼き払ったのは世界的に見ても、稀の様です。江戸時代２６７年の間で、実に４７回、大火にみまわれております。桐タンスは燃えにくいとされておりますが、本体と引き出しの隙間をあまり作らず、空気を入りにくくしている作りである事、吸水性が高さが要因の様です。消火活動が繰り返されていれば水をずっと含みっぱなしになるので表面は、黒こげになっても中の物を守ってくれていたのだと考えられております。一方で、水害にも強く、木材の中では一番軽いとされております。こういった様々な経緯から、桐たんすが生まれ、日本人の生活を支えておりました。そうして今尚、アンティークとして、愛好家達に愛されている非常に由緒ある商品です。

商品の情報